「長良川鉄道に乗ってみたいけど、日帰りでどう回ればいいのか分からない…」
「観光列車『ながら』って気になるけど、普通の列車との違いは?どのプランを選べばいいの?」
清流長良川に沿って走るローカル線に憧れつつも、時刻表を調べているうちに「本数が少なくて計画が立てにくい…」と諦めかけた経験、ありませんか?

実は私も最初は「ローカル線って不便そう…」と構えていたんです。
でも実際に乗ってみたら、エメラルドグリーンの清流が車窓いっぱいに広がる絶景、歴史ある城下町の散策、駅直結の温泉まで——日帰りとは思えないほど贅沢な1日を過ごせたんです!
この記事では、目的別3つのモデルコース(観光列車「ながら」贅沢旅・フリーきっぷ途中下車満喫・のんびり温泉コース)をタイムスケジュール付きでご紹介。
さらに、沿線の観光スポット・グルメ・お得なきっぷ情報・季節の見どころまで、長良川鉄道の日帰り旅に必要な情報を徹底的にまとめました。
読み終わる頃には、きっと「次の週末、この電車に乗って旅に出よう!」とワクワクしながら計画を立てているはずです。
さあ、清流に寄り添うローカル線の旅へ出かけましょう!
長良川鉄道とは?清流に寄り添うローカル線の魅力


長良川鉄道の旅を計画する前に、まずはこの路線の魅力を知っておきましょう。
「なぜ、わざわざローカル線に乗る価値があるのか?」
——その答えは、この路線でしか味わえない唯一無二の体験にあります。
長良川鉄道の基本情報|路線・駅数・所要時間
長良川鉄道は、岐阜県の美濃太田駅から北濃駅までの72.1km、全38駅を結ぶ第三セクターのローカル鉄道です。
全線の所要時間は約2時間10分。
1日の運行本数はおおむね1〜2時間に1本程度で、都市部の鉄道と比べると少なめですが、だからこそ味わえる「ゆったりとした時間の流れ」が最大の魅力です。
- 路線区間:美濃太田駅〜北濃駅(72.1km)
- 駅数:38駅
- 全線所要時間:約2時間10分
- 運行間隔:おおむね1〜2時間に1本
- 注意事項:車内にトイレがない車両あり。乗車前に済ませておくこと



「本数が少ない」と聞くと不安になるかもしれませんが、逆に言えば「次の電車まで、じっくり観光できる」ということ。
時刻表さえ押さえておけば、実はとても効率的に回れるんです!
なぜ人気?長良川鉄道が旅行者を惹きつける3つの理由
全国には数多くのローカル線がありますが、長良川鉄道がこれほど人気を集めるのには明確な理由があります。
❶ 約50kmにわたって清流長良川と並走する絶景車窓
長良川鉄道の最大の魅力は、なんといっても路線の約50kmが清流長良川に寄り添って走ること。車窓からは、エメラルドグリーンに輝く川面、切り立った渓谷、のどかな里山風景が次々と流れていきます。特に湯の洞温泉口駅から郡上八幡駅までの区間は、長良川の透明度が際立つ絶景ポイントとして知られています。
❷ 沿線に点在する個性豊かな観光地
水と歴史の城下町郡上八幡、「うだつの上がる町並み」が残る美濃市、刃物の町関市、駅直結の温泉みなみ子宝温泉駅など、途中下車するたびに異なる魅力に出会えます。それぞれの町に固有の歴史と文化が息づいており、まるで「テーマパークのように個性が詰まった路線」なのです。
❸ 特別な列車体験ができる
JR九州の「ななつ星」でおなじみの水戸岡鋭治氏がデザインした豪華観光列車「ながら」や、景勝地で徐行運転を行う「ゆら〜り眺めて清流列車」など、移動そのものが旅のハイライトになる特別な列車が運行されています。
観光列車「ながら」とは?プラン・料金・予約方法まとめ
長良川鉄道の旅をさらに特別なものにしてくれるのが、観光列車「ながら」です。
ロイヤルレッドの車体に、岐阜県産の木材をふんだんに使った温かみのある内装。食事やスイーツを楽しみながら絶景を眺められる、まさに「走るレストラン」と呼べる存在です。
「ながら」には「森号」(1号車)「鮎号」(2号車)「川風号」(3号車)の3両があり、それぞれ異なるコンセプトでデザインされています。
景勝地では速度を落としたり、一時停車したりするサービスも。アテンダントによる丁寧な観光案内も魅力のひとつです。
各プランの比較は以下の通りです。
| プラン名 | 区間 | 方向 | 内容 | 乗車整理券 |
|---|---|---|---|---|
| 1号ランチプラン | 美濃太田→郡上八幡 | 下り | 都ホテル岐阜長良川提供の特別料理 | 要予約(食事代込み) |
| 1号ビュープラン | 美濃太田→北濃 | 下り | 車窓を楽しむプラン(食事なし) | 510円 |
| 2号スイーツプラン | 郡上八幡→美濃太田 | 上り | 雀の庵特製スイーツ付き | 要予約(スイーツ代込み) |
| 2号ビュープラン | 北濃→美濃太田 | 上り | 車窓を楽しむプラン(食事なし) | 510円 |
| セットプラン | 往復 | 下り+上り | ランチ+スイーツを両方楽しめる | 要予約 |
- 運行日:金・土・休日を中心に年間約150日
- 予約開始:乗車日の2ヶ月前の各月1日 午前10時から
- Web予約:乗車日の7日前まで(長良川鉄道公式サイト)
- 電話予約:乗車日の14日前まで(TEL: 0575-23-3921)
- 人気のため早めの予約が必須!特に紅葉シーズンや桜の時期はすぐ埋まります



ビュープランなら乗車券+510円で乗れるので、初めてでも気軽に体験できますよ。
もちろん、ランチプランやスイーツプランで贅沢な旅を楽しむのもおすすめです!
【目的別】長良川鉄道 日帰りモデルコース3選


ここからがこの記事の核心です。あなたの旅のスタイルに合わせて選べる3つのモデルコースをご用意しました。
それぞれタイムスケジュール・費用・ポイントを具体的にまとめていますので、ご自身の好みに合ったコースを見つけてください。
コース①「ながら」で贅沢列車旅+郡上八幡散策コース
観光列車に乗りたい!特別な日帰り旅を楽しみたい!という方にぴったりの贅沢コースです。
行きは「ながら」のランチプランで優雅に食事を楽しみながら郡上八幡へ。
城下町を散策した後、帰りはスイーツプランで甘いひとときを味わいながら帰途につきます。
- カップル・夫婦で特別な日帰り旅を楽しみたい方
- 観光列車での食事体験に憧れている方
- 友人同士で贅沢な女子旅を計画中の方
美濃太田駅に到着したら、ロイヤルレッドの「ながら」号に乗り込みます。
出発と同時にアテンダントが車内を案内。都ホテル岐阜長良川が手がける地元食材をふんだんに使った特別ランチを味わいながら、車窓に広がる清流長良川の絶景を堪能しましょう。
景勝ポイントでは列車が徐行してくれるので、写真撮影もばっちりです。
郡上八幡駅は昭和4年建造のレトロな木造駅舎が魅力で、国の登録有形文化財にも指定されています。
駅に併設されたカフェでひと息ついたら、城下町の散策へ。
やなか水のこみち→宗祇水→郡上八幡城→食品サンプル体験→職人町のルートがおすすめです。
駅から町の中心部まで徒歩約20分、レンタサイクルを使えばさらに効率的に回れます。
散策を終えたら郡上八幡駅へ戻り、「ながら」2号スイーツプランに乗車。
郡上八幡のイタリアンレストラン「雀の庵」特製のスイーツを楽しみながら、夕暮れに染まる長良川の景色を車窓から眺める——旅の最後にふさわしい贅沢なひとときです。
- 費用目安:乗車券+ランチプラン+スイーツプラン(セットプランが断然お得)
- ポイント:「ながら」は事前予約必須!2ヶ月前の1日から予約開始
- 注意:「ながら」の運行日は金・土・休日が中心。平日は運行していない場合あり
コース②フリーきっぷで途中下車満喫コース
沿線を自由に回りたい!あちこち途中下車して冒険気分を味わいたい!というアクティブ派におすすめのコースです。
1日フリーきっぷ(大人2,700円)を最大限活用して、美濃市と郡上八幡の2大スポットを巡ります。
- 鉄道旅が好きで、途中下車を楽しみたい方
- 歴史ある町並みや文化体験をしっかり楽しみたい方
- コスパよく沿線観光を満喫したい一人旅の方
1日フリーきっぷを購入したら、まずは美濃市駅を目指しましょう。朝イチの列車に乗れば、混雑を避けてゆっくり散策できます。
江戸時代の商家が立ち並ぶ歴史的な通りを散策。
「うだつ」と呼ばれる防火壁が並ぶ独特の景観は、まさにタイムスリップしたような気分にさせてくれます。
美濃和紙あかりアート館で和紙文化に触れたり、旧名鉄美濃駅でレトロな駅舎を撮影したりと、見どころが点在しています。
おしゃれなカフェも多いので、ひと休みにもぴったり。
美濃市駅から再び長良川鉄道に乗り、郡上八幡駅を目指します。
この区間は長良川の景色がどんどん美しくなっていくので、車窓を楽しめる進行方向右側の座席がおすすめです。
郡上八幡駅に到着したら、水の城下町をたっぷり散策。
郡上八幡城への登城(約1時間)、やなか水のこみち・宗祇水巡り、食品サンプル作り体験(約1時間)など、見どころ満載です。
ランチは蕎麦や郷土料理がおすすめ。城下町の雰囲気を味わいながら、ゆっくりと食事を楽しんでください。
夕方の列車で美濃太田駅へ。帰りの車窓では、行きとはまた違った光の加減で長良川の表情が変わります。
のんびりと1日の思い出を振り返りながら、帰途を楽しみましょう。
- 費用目安:フリーきっぷ2,700円+ランチ代+体験・入館料
- ポイント:途中下車3回以上ならフリーきっぷが断然お得(美濃太田→郡上八幡の片道だけで1,540円)
- 注意:列車本数が限られるため、事前に時刻表を確認して乗り遅れに注意



フリーきっぷの購入はセブンチケット(モバイル対応)でもOK!
事前にスマホで購入しておけば、当日はスムーズに乗車できますよ。
コース③のんびり温泉+美濃市散策コース
「今日はとにかくゆっくりしたい」「家族みんなでのんびり過ごしたい」——そんな方におすすめなのが、駅直結温泉を組み込んだ癒しのコースです。
美濃市の町並み散策と温泉を組み合わせることで、心も体もリフレッシュできる日帰り旅になります。
- 温泉でのんびりリラックスしたい方
- お子さま連れのファミリー旅行
- シニアの方や体力に自信がない方でも安心
まずは美濃市駅を目指して乗車。
車窓から流れるのどかな田園風景が、旅のはじまりを感じさせてくれます。
うだつの上がる町並みをゆっくり散策し、美濃和紙の体験工房で和紙すき体験を楽しむのもおすすめです。
ランチは町並みの中にあるカフェや食事処で。
急ぐ必要がないので、気になるお店に気軽に立ち寄りましょう。
美濃市での散策を終えたら、さらに上流方面へ。
みなみ子宝温泉駅を目指します。
駅のホームから直結という全国でも珍しい温泉施設「日本まん真ん中温泉 子宝の湯」へ。
アルカリ性単純泉の優しいお湯に浸かりながら、散策の疲れを癒しましょう。
長良川鉄道利用者には入浴料の割引もあります。
露天風呂からは長良川の清流と周囲の山々を望むことができ、まさに至福のひとときです。
温泉で温まった体で列車に揺られながら、のんびりと帰路につきます。
温泉上がりの列車旅は格別の心地よさ。
ぽかぽかした幸福感に包まれながら、充実した1日の余韻を楽しんでください。
- 費用目安:フリーきっぷ2,700円+入浴料+ランチ代+体験料
- ポイント:フリーきっぷなら温泉の途中下車もお得に。温泉の割引特典も見逃さないで
- 注意:温泉にタオルの用意がない場合あり。事前確認またはタオル持参がおすすめ



温泉上がりの列車旅、これが本当に最高なんです!
湯冷めしないように温かい飲み物を用意しておくと、さらに快適ですよ。
長良川鉄道 沿線の観光スポット完全ガイド


モデルコースで訪れる各エリアの見どころを、さらに詳しくご紹介します。
事前にチェックしておけば、現地での時間を最大限に活用できますので、ぜひ参考にしてください。
【郡上八幡】水と歴史の城下町を歩く
長良川鉄道沿線で最も人気のある観光地が郡上八幡です。
「水の城下町」と呼ばれるこの町には、至るところに清らかな水が流れ、江戸時代から続く風情ある町並みが今も残っています。
郡上八幡城は、標高約354mの山頂にそびえる美しい山城です。天守閣へは徒歩約20分の登り道。
少しきつい坂道ですが、天守からの眺めは苦労を忘れさせてくれる絶景が広がります。
城下町が一望でき、特に秋の紅葉シーズンには「天空の城」と称されるほどの美しさです。所要時間は登り20分+城内見学20〜40分+下り20分が目安。
やなか水のこみちは、玉石を敷き詰めた風情ある小径。用水路を泳ぐ鯉や柳の木が、城下町の情緒を引き立てます。
すぐ近くにある宗祇水(そうぎすい)は、「日本名水百選」の第1号に選ばれた名水で、今も地元の人々の生活用水として使われています。
食品サンプル創作館 さんぷる工房では、郡上八幡発祥の食品サンプル作りを体験できます。
天ぷらやレタスなど、本物そっくりのサンプルを自分で作れるので、お子さまから大人まで大人気のアクティビティです。



郡上八幡のもうひとつの顔が「郡上おどり」。
毎年7月中旬から9月上旬にかけて30夜にわたって開催される日本三大盆踊りのひとつです。
8月のお盆期間には4日間徹夜で踊り明かす「徹夜おどり」が行われ、全国から踊り好きが集まります!
【美濃市】うだつの上がる町並みと和紙文化
美濃市は、江戸時代に美濃和紙の産地として栄えた商人の町です。
豪商たちが財力を誇示するために建てた「うだつ」(防火壁)が並ぶ独特の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
「うだつが上がらない」という言葉の語源にもなったこの「うだつ」を、実際に目の前で見られるのは貴重な体験です。
美濃和紙あかりアート館では、日本三大和紙のひとつである美濃和紙を使った幻想的なアート作品を鑑賞できます。
毎年10月に開催される「美濃和紙あかりアート展」では、町並み全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
また、すぐ近くにある旧名鉄美濃駅は、大正12年に開業した当時の駅舎やプラットフォーム、路面電車がそのまま保存されており、レトロな雰囲気が写真映えすること間違いなしです。
【関市】刃物の町で匠の技に触れる
関市は世界三大刃物産地のひとつとして知られる、刃物の町です。
美濃太田駅と美濃市駅の間にある関駅で途中下車すると、刃物文化に触れる体験ができます。
関鍛冶伝承館では、鎌倉時代から続く関の刀鍛冶の歴史と技術を学べます。
日本刀の製作過程の展示や、定期的に行われる刀鍛冶の実演は圧巻です。
関善光寺(宗休寺)では、SNSでも話題になった「五郎丸ポーズ」に似た大日如来坐像や、日本唯一の卍字型戒壇巡りを体験できます。
全長49mの真っ暗な回廊を手探りで進む体験は、スリル満点です。
【みなみ子宝温泉駅】駅直結の天然温泉で癒しのひとときを
全国的にも珍しい駅のホームに直結した温泉施設があるのが、みなみ子宝温泉駅です。
- 泉質:アルカリ性単純泉(お肌に優しいなめらかなお湯)
- 入浴料:大人600円 / 小人300円(長良川鉄道利用者は割引あり)
- 設備:露天風呂、内湯、サウナ、休憩室完備
- 営業時間:事前に施設へお問い合わせください
列車を降りてそのまま温泉に入れるという手軽さが最大の魅力。
露天風呂からは長良川の清流と緑豊かな山々の景色が望め、まるで自然の中に溶け込んでいるかのような開放感を味わえます。
【北濃駅】終着駅のロマンを感じる
長良川鉄道の終着駅・北濃駅は、鉄道ファンにはたまらないロマンが詰まった場所です。
ここには日本最古のアメリカ製転車台が残されており、蒸気機関車時代の面影を今に伝えています。
終着駅ならではの静かな雰囲気の中、線路の行き止まりを眺めていると、「ここまでよく来たなぁ」としみじみとした達成感が湧いてきます。
駅近くには道の駅もあるので、地元の特産品を探すのもおすすめです。
沿線グルメ&ランチ情報|長良川鉄道の旅で食べたいもの


旅の楽しみといえば、やっぱりグルメ。長良川鉄道の沿線には、清流が育んだ食材を活かした美味しい料理がたくさんあります。
ここでは、各エリアのおすすめグルメをご紹介します。
郡上八幡のおすすめランチ・グルメ
水の町・郡上八幡は、清らかな水に育まれた蕎麦が特に有名です。
「蕎麦正まつい 郡上八幡店」や「そばの平甚」では、香り高い本格的な蕎麦が味わえます。
| グルメ | おすすめ店 | 特徴 | 予算目安 |
|---|---|---|---|
| 蕎麦 | 蕎麦正まつい / そばの平甚 | 清流の水で打った香り高い蕎麦 | 1,000〜1,500円 |
| うなぎ | 炭火焼うなぎ魚寅 | 炭火でじっくり焼き上げるうなぎ | 2,500〜4,000円 |
| 郷土料理 | 流響の里 | 鶏ちゃん・飛騨牛・明宝ハムの「郡上三昧」 | 1,500〜2,000円 |
| カフェ・スイーツ | 茶房宗祇庵 | 名水を使った和スイーツと町並みの眺め | 500〜1,000円 |



個人的に一番のおすすめは「流響の里」の郡上三昧!
鶏ちゃん焼き・飛騨牛しぐれミニそば・明宝ハムが一度に味わえて、郡上の食をコンプリートできちゃいます。
美濃市・関市のおすすめグルメ
美濃市のうだつの上がる町並みには、古い商家を改装したおしゃれなカフェや食事処が点在しています。
和紙の産地ならではの和の雰囲気の中で、ゆっくりとランチやお茶を楽しめます。
関市では、創業150年を超える老舗「うなぎの名代 辻屋」のうなぎが絶品。
刃物の町らしく、切れ味鋭い包丁で丁寧にさばかれたうなぎは、ふっくらとした身と香ばしい皮が特徴です。
また、旅の起点となる美濃太田駅には、昔ながらの立ち売りスタイルで人気の「向龍館」の駅弁があります。
旅の出発前に手に入れて、車内で食べるのもローカル線旅ならではの楽しみ方です。
観光列車「ながら」の車内グルメ
「ながら」の食事プランでは、地元の一流レストランが手がけるここでしか味わえない特別メニューが提供されます。
- ランチプラン:「都ホテル岐阜長良川」が提供する、岐阜県産の食材をふんだんに使った本格コース料理
- スイーツプラン:郡上八幡のイタリアンレストラン「雀の庵」特製のスイーツセット。季節のフルーツを使った華やかな一品
清流を眺めながらいただく食事は、味覚だけでなく視覚も楽しめる贅沢な体験です。
記念日や特別な日のお出かけにもぴったり。
長良川鉄道へのアクセス&お得なきっぷ情報
長良川鉄道の旅を計画するにあたって必ず押さえておきたいのがアクセス方法とお得なきっぷ情報です。
ここでは、主要都市からの行き方とおすすめのきっぷを詳しく解説します。
名古屋・岐阜から長良川鉄道(美濃太田駅)への行き方
長良川鉄道の始発駅美濃太田駅は、JR高山本線と太多線が乗り入れるターミナル駅です。
名古屋・岐阜方面からのアクセスは非常に便利です。
| 出発地 | ルート | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 名古屋駅 | JR特急「ひだ」→美濃太田駅 | 約40分 | 特急料金が必要 |
| 名古屋駅 | JR東海道本線→岐阜駅→JR高山線→美濃太田駅 | 約1時間15分 | 普通列車のみ・リーズナブル |
| 岐阜駅 | JR高山本線→美濃太田駅 | 約30分 | 普通列車で直通 |
| 東京方面 | 新幹線→名古屋駅→上記ルート | 約2時間半〜 | 名古屋で乗り換え |
| 大阪方面 | 新幹線→名古屋駅→上記ルート | 約2時間〜 | 名古屋で乗り換え |
車でのアクセスの場合は、東海北陸自動車道の美濃ICが最寄りです。
美濃太田駅周辺には無料・有料の駐車場がありますので、車で美濃太田駅まで行き、そこから長良川鉄道に乗り換えるのもおすすめの方法です。
お得なフリーきっぷ・クーポンの使い分けガイド
長良川鉄道にはお得なきっぷが複数あります。
自分のコースに合ったきっぷを選ぶことで、交通費をかなり節約できます。
| きっぷ名 | 料金(大人) | 内容 | おすすめコース |
|---|---|---|---|
| 1日フリーきっぷ | 2,700円 | 全線乗り降り自由 | コース②③(途中下車を楽しむ旅に最適) |
| 一日郡上八幡クーポン | 3,140円 | 美濃太田〜郡上八幡の往復+博覧館+城の入館券 | 郡上八幡メインの旅に |
| ぎふ旅コイン付き1日フリーきっぷ | 期間限定・要確認 | フリーきっぷ+ぎふ旅コイン(電子クーポン) | 沿線のお店で使えるクーポン付き |
- 途中下車2回以上ならフリーきっぷがお得(美濃太田→郡上八幡の片道だけで1,540円)
- 郡上八幡だけ行くなら一日郡上八幡クーポンがコスパ◎
- セブンチケットでモバイル購入も可能(事前購入で当日スムーズ)
四季で変わる長良川鉄道の魅力|ベストシーズンはいつ?
長良川鉄道はいつ訪れても美しい路線ですが、季節によって車窓や沿線の表情がまったく異なります。
「いつ行こうかな?」と迷っている方のために、季節ごとの魅力をまとめました。
春(3月〜5月):桜と新緑の清流
沿線の桜並木が車窓を彩る4月上旬〜中旬がベストシーズン。
桜と清流長良川のコントラストは、まるで絵画のような美しさです。
4月下旬からは新緑に変わり、みずみずしい緑と清流のコンビネーションが楽しめます。
「ながら」号も人気が集中するため、早めの予約がおすすめです。
夏(6月〜8月):エメラルドグリーンの清流×郡上おどり
長良川の水の透明度が最も高くなる季節。
エメラルドグリーンに輝く川面は息をのむ美しさです。
7月中旬からは郡上八幡で郡上おどりが始まり、8月のお盆には「徹夜おどり」で町全体が踊りの渦に包まれます。
暑さ対策は必須ですが、清流の涼しさを感じられる列車旅は夏にこそおすすめです。
秋(9月〜11月):紅葉に染まる渓谷美
一番人気のシーズンが紅葉の秋です。
10月下旬〜11月中旬が見頃で、車窓から見える渓谷が赤・橙・黄に染まる絶景は圧巻。
郡上八幡城周辺の紅葉も見事で、「天空の城」の異名を取る幻想的な風景が広がります。
「ながら」号の予約が最も取りにくい時期でもあるので、早めの行動を!
冬(12月〜2月):雪景色のローカル線旅
雪化粧した里山と清流のコントラストが静かな美しさを見せる冬。
観光客が少なく、ゆったりとした旅ができるのが魅力です。
みなみ子宝温泉で体を温める冬旅プランは、この季節ならではの楽しみ方。
寒い季節だからこそ、温泉のありがたみが身に沁みます。
長良川鉄道 日帰り旅の持ち物・注意点チェックリスト
長良川鉄道の旅を快適に楽しむために、出発前に必ずチェックしておきたいポイントをまとめました。
ローカル線ならではの注意点もあるので、初めての方は特にご確認ください。
旅行前に確認!準備と持ち物リスト
- 「ながら」の予約:食事プランは事前予約必須。2ヶ月前の1日から予約開始
- 現金の用意:沿線の店舗や施設はキャッシュレス非対応の場所も多い
- 歩きやすい靴:郡上八幡城は坂道あり。町歩きにはスニーカーがベスト
- 飲み物・軽食:車内販売がない列車がほとんど。駅の売店も少ないため持参推奨
- タオル:みなみ子宝温泉に立ち寄る場合は持参がおすすめ
- 時刻表の確認:長良川鉄道公式サイトで最新のダイヤを事前チェック
知っておくと安心!長良川鉄道の注意点
ローカル線ならではの注意点をまとめました。
事前に知っておけば慌てずに済みますので、しっかりチェックしてくださいね。
- 列車本数が少ない:1〜2時間に1本程度。乗り遅れると計画が大幅に変わるため、時刻表は必ず確認
- トイレなし車両がある:乗車前に駅のトイレを利用しておくこと
- 交通系ICカード(Suica・ICOCA等)は使えない:現金またはフリーきっぷでの乗車になります
- ダイヤ改正に注意:過去にダイヤ改正で一部列車が減便された例あり。出発前に最新情報を確認しましょう



一番大事なのは時刻表チェック!
スマホのスクリーンショットで保存しておくと、電波が弱いエリアでも安心ですよ。
長良川鉄道で日帰り旅!観光モデルコースでよくある質問
長良川鉄道は日帰りで楽しめますか?
はい、十分に楽しめます。
名古屋から美濃太田駅まで約40分〜1時間15分でアクセスでき、朝出発すれば沿線の主要スポットを日帰りで巡ることができます。
この記事でご紹介した3つのモデルコースを参考に、お好みのプランを選んでみてください。
観光列車「ながら」は予約なしで乗れますか?
ビュープランであれば、乗車券+乗車整理券(510円)で予約なしでも空席があれば乗車できます。
ただし、人気の高い列車のため、事前に乗車整理券を購入しておくことをおすすめします。
ランチプランやスイーツプランは事前予約が必須です。
子ども連れでも楽しめますか?
もちろん楽しめます!食品サンプル作り体験(郡上八幡)や美濃和紙すき体験(美濃市)は子どもに大人気。
みなみ子宝温泉は家族みんなで楽しめます。
ただし、郡上八幡城への登り道は少し急なので、小さなお子さまは抱っこが必要な場合があります。
雨の日でも楽しめるモデルコースはありますか?
列車の車窓風景は雨でも十分楽しめます。
雨の日は、郡上八幡博覧館や食品サンプル体験、関鍛冶伝承館など屋内施設を中心に回るプランがおすすめです。
また、みなみ子宝温泉は全天候型なので、雨の日こそ温泉でのんびり過ごすのも良いでしょう。
長良川鉄道でSuicaやICOCAは使えますか?
残念ながら、長良川鉄道では交通系ICカード(Suica・ICOCA・TOICA等)は使えません。
乗車には現金またはフリーきっぷなどの企画乗車券が必要です。
事前にフリーきっぷをセブンチケット(モバイル)で購入しておくと便利です。
全線乗車の所要時間はどのくらいですか?
美濃太田駅から終着の北濃駅まで、全線の所要時間は約2時間10分です。
日帰り旅の場合は全線乗車にこだわらず、郡上八幡駅やみなみ子宝温泉駅までの区間で途中下車を楽しむプランがおすすめです。
まとめ|長良川鉄道で、次の週末は清流の旅へ出かけよう
この記事では、長良川鉄道の日帰りモデルコース3選を中心に、沿線の観光スポット・グルメ・お得なきっぷ情報・季節の見どころまで網羅的にご紹介しました。
改めて、3つのコースをまとめます。
| コース | 特徴 | こんな人に |
|---|---|---|
| ①「ながら」贅沢列車旅 | 観光列車で食事+郡上八幡散策 | カップル・夫婦・女子旅に |
| ②フリーきっぷ途中下車 | 美濃市+郡上八幡の2大スポット巡り | 鉄道好き・一人旅・アクティブ派に |
| ③のんびり温泉 | 美濃市散策+駅直結温泉でリラックス | ファミリー・シニア・ゆったり派に |
長良川鉄道の旅は、派手なテーマパークや都会のレジャーとは違う、「心が洗われるような」穏やかな感動に満ちています。
車窓いっぱいに広がるエメラルドグリーンの清流、歴史ある町並みを歩く心地よさ、地元の人が守り続けてきた食文化——どれも、一度体験すると「また季節を変えて訪れたい」と思わずにはいられません。
次の週末、長良川鉄道で清流の旅へ出かけてみませんか?
この記事を片手に、あなただけの「長良川鉄道旅」を楽しんでいただけたら嬉しいです。きっと、帰り道には「今度は別のコースで来よう!」と計画を立てているはずですよ。








